きしり、と小さくベッドが鳴った。それはそうだろう、一人用の、しかも安物のベッドなのに上に2人が乗っているのだから。

「あー・・・」

黒りんが決まり悪そうに息を吐いた。向かい合っている今、少し顔を上げれば動いたその口に触れることは容易だろう。

向かい合っている、というのはつまり、

「重くねぇか」

「ん、大丈夫―」

まさに黒様がオレに覆いかぶさっているわけで。

「・・・・・・・」

あぁまた固まった。そりゃあ男とこういうことをするのは初めてでしょう。いやむしろ初めてじゃなかったら殴らせろ。あぁでも女の子としてても嫌だなぁ。いやいや男としてそれは通るべき門であって、それをとがめるのは酷だろう。っていうか黒ぽんの初体験って誰!?もしかして知世ちゃん?やだなぁそれ。確かに2人とも幼なじみなんだけれども。

そういえばサクラちゃんと小狼君も幼なじみだったな。オレいないなー。しいていうならユゥイかなー。でも兄弟だし。

 

あれ、なんかもう、少し前に飲んだシャンパンのせいか頭がぐるぐるする・・・。

 

フッと視線をあげた瞬間、黒様とバチリと視線が合ってしまった。ハッズ!なんか恥ずかしい!こういうときは声をかけるべきなんだろうか。分からない。今までごめんよ付き合ってた子達。なんていうか、超、不安。

「その、だな」

黒りんの唇が軽く触れて、

「痛かったりしたら、ちゃんと言え。あー・・こっちが辛いからな」

と言った。

なんだか途中で詰まった黒るんをみて、緊張してるんだなぁと感じた。というかなんか、変。おもしろい!かしこまった黒様って笑える。

はぁーい。と軽く返事をするとお前なぁ、こういうのはもっとこう大事な・・・と軽く説教を言い始めたのでそれがまたなんだか面白くて笑ってしまう。

笑いのとまらない俺を見て、痺れを切らしたか、もう一度口付けると、

「すっぞ」

と言って服を脱がせ始めた。けど、途中でボタンが外せないらしく、動きが止まる。

「なんか初々しいねー黒様」

「うっせー」

「あはは」

照れて顔が赤くなっている。なんか緊張している黒ぽんを見ていたらなんか脱力してきた。緊張するより黒りん見てるほうが楽しい。

まだボタンが外せないようなので、耳に頑張れと悪戯っぽく囁くと、お前は一々煽んな。と軽く睨まれた。煽ってないよー。

やっとぜんぶ取れたらしく、いつの間にか片手がオレの肩の上に乗っていた。こういうところだけ器用なんだよねぇ。

「黒るん、ボタンくらい外せるように練習した方がいいよ」

「もう覚えた」

嘘つけ!あははと笑うと、なんかもう雰囲気ぶち壊しじゃねぇかと黒さまも笑った。

だって黒りんといるとなんか、暗い顔とかできないんだ。

 

 

 

 

 

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自分的には大学生パロなんですがががががががが。

これ中学以上なら何歳でもいけるじゃねーか^^ 酒飲んでるけど←

こっから先はかけないよ!何でかって言うと管理人が年齢制限引っかかってるから\(^○^)/

っていうかいっつも頭の悪い題名でスイマセン\(^p^)/

 

 

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